本リリースの概要
あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」を活用したクラウド制御システム開発を手掛ける株式会社MOVIMAS(モビマス、本社:東京都千代田区、代表取締役:兒玉則浩、以下MOVIMAS)と国のバイオマス産業都市の認定を受けた岩手県・軽米町(町長:山本賢一、以下軽米町)は、IoT農業の振興を目的とした包括連携協定を締結し、新しい地域農業の振興と地域の活性化を目指すことが決定しましたので、お知らせします。
軽米町とMOVIMAS、包括連携協定書の調印式を実施
包括連携協定の内容
岩手県・軽米町とMOVIMASは軽米町の農業振興の目的を達成するため、連携、協力を行う
1.バイオマス資源を活用した次世代施設園芸の産業都市構想に関すること。
2.IoTの利用に関すること。
3.栽培作物の品種選定及び栽培方法に関すること。
4.営農者の雇用に関すること。
5.次世代型の農業システムに関すること。
6.農作物の仕入及び販売に関すること。
7.前各号に係わる法人設立に関すること。
8.前各号に定めるもののほか、本協定の目的を達成するために必要な事項に関すること。
軽米町IoT循環型社会創造事業について
岩手県内では、国のバイオマス産業都市の認定を受けた軽米町がエネルギーの地産地消による資源・エネルギー循環まちづくりを推進しています。ブロイラーなど盛んな家畜廃棄物等による堆肥製造及び発電等事業からのエネルギーを温水として供給することで、地球温暖化対策や化石燃料に頼らない副産物の処理とエネルギーの回収で資源循環型農業の推進における大規模な園芸施設暖房利用システム構想へもつなげることができ、このたび軽米町小軽米地区において、IoT技術と地域資源融合型スマートファームの循環型社会モデル形成の実証事業を開始します。
軽米町バイオマス産業都市構想とは
軽米町は、総面積約246km2で約75%が山林で占めており、次いで畑地9%、水田4%余り等となっている。 森林は、木質バイオマス資源としての活用が期待されるほか、田や畑などの農用地は、植物系バイオマスの生産と副産物としての有機資源堆肥などの利用が可能である。冬期間の暖房経費が必要となり周年栽培施設の設置が難しい面もあったが、バイオマス資源として、鶏糞を活用した温水ボイラーからの熱や二酸化炭素を活用した施設の設置により、暖房経費などの大幅な節減を図ることができる。
平成19年にバイオマスタウン構想を策定し、畜産業から発生するふん尿等を高度に利活用した地域資源循環型農業の取組みを展開。平成27年には農村漁村再生可能エネルギー法に基づく活性化計画から循環型社会形成で新たな地域産業形成と雇用創出などの実現を目指している。
IoT技術と地域資源融合型スマートファームの循環型社会モデル形成について
株式会社八幡平スマートファーム(本社:岩手県八幡平市、代表取締役:兒玉則浩、以下八幡平スマートファーム)は、地熱を活用した熱水ハウスを再生する岩手県・八幡平市と企業立地協定を結び、全国に先駆けて構築した地熱+IoTでバジル生産の全自動栽培は持続可能なまちづくりを次世代へ繋ぐ産業として全国へと拡大。スマート農業のスタイルは、NHKワールドJAPAN RISING 「地熱とIoTで新たな農業を 兒玉則浩」で放送され、世界からも熱い注目を浴びている。
NHKワールドJAPAN(およそ160の国・地域の約3億8,000万世帯で視聴が可能)
Hot Springs IoTernal: Agricultural Innovator – Kodama Norihiro September 29, 2021
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/rising/20210929/2042101/
本リリースに関するお問い合わせ先
〇軽米町バイオマス産業都市構想に関して
軽米町役場 再生可能エネルギー推進室
http://www.town.karumai.iwate.jp
TEL:0195-46-2111
〇IoT技術と地域資源融合型スマートファームに関して
株式会社MOVIMAS
https://movimas.jp
TEL:050-3613-8700
〇農業IoT技術習得支援に関して
株式会社八幡平スマートファーム
http://smartfarm.co.jp
TEL:0570-02-1115
〇東北の未来を創る新産業の創出を目指す、新規就農相談に関して
株式会社パソナ 全国営業事業本部 東北営業部
http://www.pasona.co.jp
TEL:050-3864-0057
〇東北の未来を創る新産業の創出を目指す、販路開拓支援に関して
株式会社パソナ農援隊
http://www.pasona-nouentai.co.jp
TEL:03-6734-1260